物件名 MMJ荘
所在地 ***
探索日 2005年11月
廃墟日 不明
分類 宿泊施設(現在倉庫として転用)(3階建1棟)
撮影者 TEL
写真コメント pcfx


紅葉に隠れるように建物があった。本当は隠されていたのかもしれない。



割とキレイな玄関。少し雑草が生えているだけだ。



入り口近くには下足室が。建物には土足で入らない衛生習慣が日本の美徳だ。



フロントには撤去時に置き去りにされた段ボールが残る。



日本にはチップの習慣はないと言いながら、年寄りほど仲居さんにチップを渡したがる。



ここでも響子さんが働いていたようだ。



洗面所が廊下に水平にあるのは、戦国時代の手水耳洗いの伝統が元になっている。



襖の押入れとクローゼットの和洋折衷。洋服を着ても和室という概念は揺るがない。



ヘビがここで脱皮した。脱皮の遺伝子を人間に導入すればお肌はいつまでもつやつや。



ここでも女子は小さい風呂に入れられる。一昔前は男性の後に女性が入った。



三人が限界の小浴場。



こちらは大浴場。しかしあまり味気ないデザインだ。



客室の畳は上げられている。黄色いカーテンは風水を意識したのか?



厨房には使いこまれた大型ガスレンジ。五徳の酸化から大火力で使われていた事がわかる。



マッチが落ちていた。アドベンチャーゲームならこれは重要なアイテムだ。



ホールはよく片付けられており、荒らされていない。



そのホールの片隅に、民具が残されていた。



非常に古いものに見えるが、最近作られたフェイク品だ。



土瓶と水筒も昭和に入ってからのもの。この水筒も官給品ではない。



木挽きや斧は古物のようだ。



ネズミ捕りと火鉢。火箸が価値がありそうだ。



階段の下にはリネン室。でも押し入れだった。



大部屋のあじさいの間。



窓からは紅葉が一望できる。素晴らしい眺め。清々しい空気。



他にも華の名前がついた部屋が。桜はなかった。



この季節まで待った甲斐があった。



物件の感想
by TEL

紅葉のきれいな山間にそれはあります。

訪問した際に通り抜けた、すぐ近所の観光地の喧騒もここまでは届きませんでした。
当時のモノはすっかり片付けられてしまい、そこに有るモノは最近のものばかりです。
現在は倉庫として使用されているようでした。

探訪後、現役当事の事をいろいろ調べてみました。
しかし、やっと解った事は当時の名物はこんにゃくと川魚料理だったと言う事だけでした。

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