探索車
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読み
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類義語
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たんさくしゃ
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廃墟に行くために乗る車。廃墟は人里離れた場所にある事が多
いのでRV車が適していると思われがちだが、山の中の狭い道を
何度も切り返す事も多いので、大型のRV車では邪魔になる事も
ある。小型のRV車が(特にジムニー)小回りがきく。また市街地で
はカローラバンが最もステルス性が高く、どんな場所に停めてあっ
ても違和感がない。状況に応じて用意できると万全だ。
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通報
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読み
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類義語
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つうほう
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廃墟に入る際に発見されると、近所の住民などに警察に連絡され
る事がある。最近は廃墟の前を下見しているだけで通報されるこ
とがあるので気を付けたい。
通報から警察到着までの時間には幅があるが、おおむね30分も
あれば確実に到着する。警察に捕まると最低でも調書を取られ、
始末書(誓約書)を書かされる。悪ければ逮捕で前科持ちだ。
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天敵
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読み
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類義語
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てんてき
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探索者の3大天敵は、1.管理者 2.警察 3.犬 だ。
このうち管理者は最も危険な相手であり、捕まると大変な事にな
る。まだ警察のほうがマシな場合もあるのだ。廃墟の近くで飼わ
れている犬もやっかいな相手であり、犬に吠えられると発見される
確立が非常に高くなる。犬はそのほかにも、山の中で野犬として
脅威になる。野犬対策には縄跳びの紐を振り回すのが有効だ。
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電池
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読み
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類義語
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でんち
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探索者は電池を大量に消費する。よって予備の電池も持ち歩くこ
とになる。もし山の中の廃墟で電池が切れると、売っている店まで
戻るのに相当な時間がかかる。最近は内臓の専用充電池を使う
カメラやライトが増えており、車で充電できるようにしておきたい。
また、単三電池では間違いなくオキシライド電池が有効であり、1
00円ショップのアルカリ電池はかえってコストが高くつく。
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探索業界
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読み
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類義語
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たんさくぎょうかい
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謎に包まれているのがこの探索業界である。某大手廃墟サイトを
中心として見ると、関東の廃墟サイトは横の繋がりが強く、また出
版や撮影に関連する仕事の関わりもあるようだ。
また、某大学の教授が廃墟界の首領であるとの噂や、廃墟ブー
ム黎明期に活躍した古参達が影で仕切っているという噂も流れて
いる。また、廃墟写真集で有名なあの人が学会長であるとの説も
ある。
探索者(廃墟サイト運営者)同士の繋がりは、先述したように関東
では緊密であり、地方へ行くと希薄になっていく傾向がある。
また連絡会のような情報共有をメールなどによって行うグループ
や、特定の廃墟サイト同士で合同探索を行ったりする交流もあ
る。
その一方で単独で活動する人も多く、一人突入一人アップを繰り
返し、他と繋がりのないケースもある。そのタイプの人の多くは身
辺に廃墟趣味の仲間がいない為、なかなか合同できない。心霊を
目的とする人は多いが、「廃墟探索者」はなかなか見つからない
のが現状であり、また自分の趣味を隠す性質が仲間を見つけら
れない原因となっている。
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ダイナミックエントリー
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読み
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類義語
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だいなみっくえんとりー
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山の中に孤立している、比較的オープンで管理されていない物件
には、サイレントエントリーではなく、大胆に進入する事がある。こ
れをダイナミックエントリーと呼ぶ。
DQNや心霊系の一部はいつでもダイナミックエントリーなので困
る。(心霊系でもマナーを守る人もいます)
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チーム
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読み
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類義語
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ちーむ
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ここ2年で「チーム」という概念が大きく変わった。現在の所は廃墟
探索の為に集まった他人同士を総じてチームと呼ぶ見解らしい。
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電気ッ気
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読み
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類義語
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でんきっけ
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廃墟に、非常灯などの通電が確認されるような場合、
「あ、電気っ気がある!」と子供のように叫ぶ様子。
「電気っ気」などという日本語はないが、TELが多用している。
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背景写真pcfx 「ニャチャン子供食堂」1998 ベトナム
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