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照明
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読み
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類義語
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しょうめい
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探索者は携帯する懐中電灯にも拘る人が多い。マグライト派は緊
急時には武器にもなるので重宝している。ＬＥＤ派は光量と小型軽
量を重視する。頭に付けるタイプや耳に引っ掛けるタイプ、サーチ
ライトにも使える大型で強力なもの、蛍光灯付き、省電力な非常
灯付きのもの、などなど、ホームセンターに行くとつい買ってしまう
人が多い。
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ソロ突入
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読み
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類義語
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そろとつにゅう
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一人で夜間に廃墟に突入する行為。昼間は一人で入っても特に
ソロとは呼ばない。夜間に山奥の廃墟に一人で突入するのは非
常に勇気がいるが、慣れると普通に入れるようになる。但し危険
が多いので注意するべきだろう。
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スポット
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読み
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類義語
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すぽっと
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すっとぽ・すぽっつ
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心霊系の人は廃墟を「スポット」と表現する。廃墟系は「物件」と表
現する。この呼称が両者の立場を自ずと表しており、同じ廃墟に
入っても感じるものが全然違っている。
心霊系の「スポット」は、廃墟や神社・寺・橋・トンネルなど、色々な
ものを表すが、廃墟系の「物件」は不動産用語であり、建物だけを
表現している。
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更地
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読み
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類義語
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さらち
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廃墟が取り壊されたあとの土地。行くのが早すぎると現役であり、
遅すぎると更地になっている。解体工事が始まってから更地にな
るのは意外なほど早く、一週間で跡形もなく消えうせる場合もあ
る。やっと手に入れた情報を頼りに現地に行き、更地になってい
ると探索者のモチベーションが急降下する。
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心霊っ子
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読み
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類義語
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しんれいっこ
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キモラー
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廃墟マニアも、元を辿れば肝試しに端を発する事が多いが、廃墟
初心者は大抵心霊を求めてやってくる。何度も行くうちに興味の
細分化が始まるが、まだ細分化されてない人を心霊っ子と呼ぶ。
「心霊系」と違う点は、心霊系は何度廃墟に行っても興味の対象
が変わらず、どんどん本格的になっていく点である。お祓いや供
養、退魔などを始めると心霊系になったと認められる。
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サイレントエントリー
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読み
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類義語
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さいれんとえんとりー
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廃墟に静かに進入する事。また、道中から撤収まで発見されない
ように移動する事もサイレントエントリーに含まれる。元々はＳＷＡ
Ｔ用語であり、人質救出の為の突入の際、犯人に気づかれないよ
うに進入する方法だった。廃墟探索者は特殊部隊の技術やアイ
テムを研究しており、同時に廃墟情報の収集には諜報部員の技
術も必要になってくる。
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準廃墟
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読み
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類義語
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じゅんはいきょ
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某大手廃墟サイトの中の人が、「これはまだ人が住んでいるが、
建物が古いので準廃墟と認定する」という発言で有名になった言
葉。人が住んでいる建物は廃墟ではない。
廃墟探索の道中、車窓から見えた古い建物を準廃墟扱いする遊
びが行われている。
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「失礼」
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読み
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類義語
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しつれい
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合同探索中、うっかりトタン板を踏んだり、板を踏み割ったりして
大きな物音を建てると、周囲に謝罪する。大きな物音を立てると
発見されやすくなり、合同メンバーにも迷惑がかかるからだ。
気や頭を使えない人は、次回から合同メンバーから外される運命
にある。
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心霊系
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読み
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類義語
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しんれいけい
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肝試しに来る心霊っ子が直線的に進化したのが心霊系であり、心
霊っ子よりもより専門的になり、お祓いや供養なども始める。
最近は心霊系と廃墟系が、その価値観の違いから区別されるよう
になり、反目する傾向がある。心霊系の中にはマナーを知らない
初心者やＤＱＮも含まれるので槍玉に挙げられやすい。
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探索装備
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読み
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類義語
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たんさくそうび
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探索装備は、その安全性とステルス性のバランスで成り立ってい
る。いくら安全でもガスマスクをつけて廃墟の前をウロウロすると
目立つし、周囲に溶け込むからといってあまりに軽装だと危険が
伴う。基本的に廃墟は物理的に危険だと言う認識がない者は軽
装でやってくる。また装備に凝るあまり目立ってしまっては元も子
もないのだ。
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処女物件
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読み
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類義語
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しょじょぶっけん
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まだ誰にも進入されてない廃墟。殆どの場合入り口が施錠されて
いる。この施錠を誰が外すのか、いつの間にか鍵が開いている事
があるが、廃墟マニアは自分で鍵を壊して入ることはない。それ
は廃墟の破壊になるからだ。多くの場合、野良人が寝ぐらを求め
てガラスなどを割って進入し、出るときにドアの鍵を開けていく。Ｄ
ＱＮが壊すケースもある。債権者が開けっぱなしの場合もある。
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残留物
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読み
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類義語
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ざんりゅうぶつ
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廃墟に残された物。廃墟の建物に興味があるサイトの多い中、カ
コスミはこの残留物に特に注目したサイトである。
残留物には元住民の生きた証が息づいており、廃墟の生々しさ
がクローズアップされるので、これを嫌う人もいる。廃墟という狭い
趣味の中でも、更に人を選ぶ価値観であり、その為にカコスミは
アクセス数が伸びない。一部の人に共感してもらえればそれでい
いと割り切っている。
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装備ユニット
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読み
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類義語
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そうびゆにっと
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廃墟に入る為の装備をユニット化して効率的にしようという思想。
下見した情報から分析して、どんな装備が必要なのかを決める際
に、一個一個用意するのではなく、専用のザックなどにあらかじめ
レベルに応じた装備を入れておき、車に全て積み込んで置く。
必要なザックをピックアップするだけで、忘れ物や装備不足による
危険がなく、迅速に行動できる。
Ａ装備-（最も基本的な装備）軍手・懐中電灯・安全靴
Ｂ装備-Ａ装備に加え、傷薬、変えの電池、使い捨てマスク
Ｃ装備-（特殊装備）脚立
Ｄ装備-（時間経過装備）防寒具・熱中症対策・黒布・虫除けなど
Ｅ装備-（護身装備）縄跳びの紐・鉈・ガスマスク・抗生剤
Ｆ装備-（登山用具）ロープ・ピッケル・ハンマー・アイゼンなど
Ｇ装備-（潜水・水上用具）ゴムボート・潜水用具一式など
Ｈ装備-（ムーラン乙女専用用具）*内容は公開できない
Ｉ 装備-（空挺装備）パラシュート・携帯ＧＰＳなど
Ｊ装備-（非常戦闘用装備）*国内廃墟では使用しない
Ｋ装備-（軽装備）一切の装備をもたず、平服と携帯電話のみ
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心霊タイム
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読み
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類義語
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しんれいたいむ
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廃墟好きは昼に訪れるのがデフォルトらしい。夜に行くのは心霊
系らしい。よって１９時以降は「心霊タイム」と呼ばれている。
カコスミは時間を問わないが、廃墟サイトによっては昼しかいかな
い人がいる。この辺もサイトの方針によってまちまちのようだ。
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背景写真ｐｃｆｘ 「ニャチャンのビーチボーイ」1998 ベトナム
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