U工業 (社員寮?)

所在地    ***
最終探索日  2005年4月
廃墟開始日  昭和50年末期〜60年代前半頃と推察
分類     会社寮(推測)
規模     小規模



まるで土産物屋のようだが、実は工業系商売だったのU工業。



木々に囲まれて何軒かの建物が佇む。



出入りできない出入り口。玄関前の木は廃墟になってから成長し、出入りを阻んでいる。



裏側に回ると、こっちにも建物がある。



内部は埃が堆積し、歩く度に埃が空中に舞う。カルラも舞う。



昭和の昔の手配写真。下に$100000とか書いてあれば燃えるのだが。



岩石採取計画の認可証。官憲のお墨付き。



作業員の外骨格が転がって、なんとか工業所だということが証明された。



建物は崩落が激しく、立ち入りは危険だ。



天井が落ち、雨ざらしで廃れていく。建築物の白骨。



インスタントコーヒーがあることから、ここは給湯室だったと思われる。



元台所のシンクには、一杯の雑草。そこに屹立する洗剤のスプレイヤー。廃墟美。



レースの暖簾が女性の存在を留める。どんな人がいたのだろうか。



休憩室だったのか、オーナーの自室だったのか、もう全くわからない。



工業所らしい部屋もあるにはあったが、残留物からは何の情報も得られなかった。



旧式の電気スイッチがノスタルジーを感じさせる。あまりにもウスラボンヤリした廃墟だった。



コメント

現在、U工業はこの物件よりわずかに離れた場所で営業しております。

ここはその佇まいから従業員の方の寮ではないかと推察致しました。

小さな木造の小屋が連結したような作りになっており床、天井などの部分はだいぶ崩壊が始ま
ってきているので遠くない将来にはひっそりと周りの山に帰っていくのでしょう。

関係ない話ですが平日の昼間にやって来たのですが、車を停めた所に不倫カップルと思しき
人達が車の中でイチャイチャしていまして、カメラを持った私が歩いていたら急にイチャイチャ
をやめてこちらを見ていました。



TEL




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